2009年7月26日日曜日

「他人に軽く扱われない方法」

>>人に軽んじられるのは、決して気持ちのいいものではない。私たちには、だれにでも自分を尊重してほしい、自分の価値を認めてほしい、自分を大切に扱ってほしい、という尊厳欲求があるため、他人から軽んじられたり、見下されたりすると不愉快なのである。<<

最近、実力も人望も品格もないのに、人を軽んじることで自分の価値を認めさせようとしたり、自分が重要人物であるかのようにふるまう人が増えました。

職場でも、友人関係でも、やさしく思いやりのある人を利用できるだけ利用して、その功績は、さも自分の実力であるかのように吹聴して自分の利を計る人が必ず一人はいます。

そういう人の行動パターンを分析するとこの本で紹介されている心理テクニックを意識的にか無意識的にか、上手に利用していることがわかります。

そして、こうした心理テクニックは一時的には効果をあげることもありますが、そもそも実力がない人が肥大した自尊心を満たすために利用してしまうと、当然周囲は彼(彼女)の一挙手一投足が不愉快でしかたがなくなり、結果としてその職場や友人関係から追い出されてしまいます。

NHKの大河ドラマの影響か、最近「義」という言葉を耳にすることが多くなりました。

「義を明らかにして利を計らず」という言葉もありますが、「義」に生きれば必ず「利」は計らずともついてくるものです。

心理テクニックに惑わされず、実力をつけるための努力をし続けることが成功の王道です。

人を軽んじることで自分の価値を認めさせようとしたり、自分が重要人物であるかのようにふるまう人に対しては、これらの心理テクニックを使えばカンタンに逆襲できるのですが・・・。

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