2009年7月9日木曜日

コンサルタントとしての実力の判定基準。

約3ヶ月前の4月1日、コンサルティング事業をはじめるにあたり、自分がお客様よりいただくコンサルティングフィー以上の価値をお客様に提供することをひとまずの最低ラインとしていました。

この判断基準は、僕のなかに、2つありました。

1つ目は、実際の現金として、仮に自分が300万円のコンサルフィーをいただくのであれば、コンサル契約の期間内に、300万円以上の価値のあるなにかを0円で調達してくるとか、300万円以上の売上(収益)をお客様に提供すること。

2つ目は、お客様が既に高額なコンサルフィーを支払っているにも関わらず、さらにコンサルフィーを上乗せしたいと申し出てくださるとか、なにかしら僕に贈り物を贈ってくださるといったように、お客様が感謝の気持ちでいっぱいになってくださって、いてもたってもいられなくなって、なにか行動をおこしてくださるようになる、ティッピングポイントを超えるだけの価値を提供し続けること。

お客様はみな、契約時には不安を抱えています。コンサルティングを依頼することは決して安い買い物ではありません。にもかかわらず、その投資に見合ったリターンが必ずしも保証されているわけではありません。

そうした中、僕という人間を信じて、僕の話す言葉に賭けてくださった経営者様には、少なくとも損はさせたくないというギリギリの思いがありました。

一つ目の基準は、仲介してくださった不動産会社の社長さんやオーナーさんのご好意により、オフィス賃料の値下げやフリーレント期間を設定していただけたおかげや、リフォーム会社さんのご好意により紹介割引制度や中古家財を無料で調達していただけたおかげもあり、2ヶ月目を終えるころにはプラス100万円程度の価値をお客様に提供できるにいたっていたのですが、肝心の2つ目の基準がなかなかクリアできずにいました。

2つの基準を満たすことが、自分のコンサルタントとして実力の最低基準と考えておりましたので、基準をクリアできないまま他にクライアント先を増やしにいくこともできず、ただただ自分のコンサルタントの実力を蓄えるべく日々精進しておりましたが、昨日になって2つ目の基準を満たすことができました。

クライアント様よりいただいた、商売繁盛と来福のネズミの置物です。

僕にとっては、これがコンサルタントとして実力をお客様より認められた証です。

言葉にできないくらい、とても嬉しかったです。

こちらのクライアント様とは、引き続きご契約をいただいており、今後は売上げを3億円に育てていくべく事業計画を練っているところです。最終的には、会社としての機能的に安定する10億円以上の売上を育てていく予定でおります。

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