2009年7月23日木曜日

「おはらい風水」を気にしてみる。


昔は(といっても大学時代のころですが)結構気にしていたのに、最近はまったく気にしなくなったものに「風水」があります。


当時はちょうどDr.こぱの風水が流行っていたということもあり、僕はコンパスを片手に一人暮らしの部屋の間取りに東西南北を書き込んで、月に1度は模様替えをするということを繰り返していました。

今のオフィス(もとの自宅)に会社の本店を構えたとき、僕はカーテンは要らない、トイレマットも要らない、本や書類は床に積んでおくから本棚や書庫も要らない、お客さんも呼ぶつもりないからテーブルも椅子も、冷蔵庫もなにも要らない、といっていました。

だって、そのほうがベンチャーくさくていいかな?と。

コーヒー好きな僕は、コーヒーメーカーだけは一応用意しましたが、カップ&ソーサーは1組のみ、それにマグカップが1個という状態でした。

はじめてみると、結構クライアントがやってくることが多く、そのたびに「えーっ、椅子2客しかないの?」と驚かれたり、「普通、カーテンはつけるだろ?」といわれたり、ということはしょっちゅうありました。

僕自身はさして気にしていなかったのですが、先日ふと立ち寄った本屋の入り口で「おはらい風水」なる本が平積みされており、ちょっと立ち読みしたら、なんと「仕事運をあげるための10か条」として「仕事机の周辺を片付けるべし」「床のものを片付けるべし」「会社のトイレや玄関の掃除をすべし」などと書かれているではありませんか。

僕自身の考えは、「プロフェッショナルマネジャー」という本を書いているハロルド・ジェニーンの考えに近く、「机の上が散らかっているエグゼクティブ」のほうを信用するし、僕自身がそうなんです。

でも、「風水」という”おまじない”の効果には期待しないけれど、気分的な心地よさは大学のころやってみてなるほどと思う部分は確かにありました。

何事も思いたったらやらずにいられない性格の僕は、とりあえず行動してみました。

というわけで、僕のオフィスは、今では、ほぼ風水対応のオフィスに変身しました。

とはいえ、本当の仕事運は、精一杯努力して、たくさんの人に会っていくなかで高められていくものだから、もちろん、こちらにも力をそそがないといけませんけれど。

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