重松清は、新しい家族のカタチを提案してくる。
そして、僕の選択が間違っていないと後押ししてくれる。
もちろん、なにが正解でなにが誤りか、なんてことはいつになっても分からないだろうけれど、
僕が岐路に立っていた3年前の決断を補完してくれる何かをずっと探していました。
仕事や経営は、何度でもやり直すことができます。
家族は。。
ともに過ごした時間も、ともに過ごせなかった時間も、あとで取り返すことができません。
「あとから後悔しても思い出は増やせなんだ、仕事なんてどうだっていい、・・・・子どものことを覚えててやるのが親の義務だぞ、ほんとうに、・・・」
ってほんとうにそのとおりだと思います。
「結局・・・なにが残ったんだろうなあ、俺の人生・・・」
といわないために、決断したことはやっぱり正解だったんだろうなあと感じるとともに、すっかり涙腺が弱くなってしまった自分を再確認していました。
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